S・K
- 私の学生生活は、楽しいことばかりでした。勉強が大変なイメージで大学に入学しました。今までのような国語とか数学とは違い、レポートなど文章力が問われる講義ばかりで正直退屈でしたが、テニスサークルに入り多くの友人ができ、楽しい人生が始まりました。毎日のように遊んで、テニスして、先輩に過去問をもらったりしたおかげであっさり単位をもらえたりと楽しいだけの大学生活でした。テニスを通じていろんな友人や知り合いが増え社交的にもなりました。
- 工務課はタイル技能工と連携して、建設会社から発注されたタイル請負工事の施工管理を行う部署です。入社したてはすぐに現場に受け入れてもらえず、正直言えば居心地は悪いと思っていました。しかし、技能工さんたちと工事の進め方で意見を日々ぶつかり合わせるうちに、私に慣れ親しんでくれたおかげで充実した社会人を送っています。現在、私はマンションをはじめ、学校・ビル・商業施設など様々な物件の施工管理を行っています。毎日苦労して1つの現場を作り上げていくのは本当に楽しく、工務課の魅力は、自分が努力した現場が形に残ることだと思っています。そこで、多くの人々が生活したり勉強したり…、誰かのためになる現場を完成させることに携わっていることに、とてもやりがいを感じます。これからも形に残る仕事をしていきます。
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工務課に配属された私には、ひとつの目標ができました。それは、自分が携わった現場が歴史的建造物になること、もしくは歴史的建造物に携わることです。私が提案したタイルが使われた現場が教科書に載るような仕事になれば…今の私の夢です。子供や孫に語れるような仕事を残すために、これからも多くの現場を協力してくれる方々と共に作り上げていこうと思っています。